台風6号(チャンミー)は6月3日21時に日本の東(関東の東)で温帯低気圧に変わりました。
台風6号の最新状況とこれまでの動き
台風6号は沖縄付近を通過したあと、九州の南から四国沖を東に進み、6月3日未明には和歌山県南部に上陸しました。その後も勢力を維持したまま紀伊半島沿岸を東進し、関東・東海地方でも記録的な大雨や強風をもたらしました。
その後、中心の構造を「台風」から「温帯低気圧」へと変化させました。
今後の予想と注意点
台風から変わった温帯低気圧は勢力が弱まったわけではないため、油断は禁物です。
- 暴風と高波: 東日本や北日本の太平洋側では引き続き風が強く、海は大しけの状態が続きます。海岸付近には近づかないようにしましょう。
- 大雨: 台風周辺の湿った空気が流れ込むため、局地的に激しい雨が降る可能性があります。地盤が緩んでいる地域では土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に引き続き警戒してください。
今後の詳しい雨量や風の予想については、気象庁の台風情報や、ウェザーニュースの台風情報で最新の数値を確認し、安全第一に行動してください。
気象庁の最新進路予想と詳細情報
※最新の気象庁進路予想図はこちらで確認できます。(気象庁台風情報)
今後の進路予想(気象庁)

引用元:気象庁HP
現在の台風6号の状況
台風6号は、6月3日5時現在、潮岬付近の海上にあります。
気象庁の進路図では、台風の中心は本州南岸にかなり近く、紀伊半島の南側を通る位置です。
少し前の実況では、屋久島の西約50kmや種子島の西北西約40km付近を進んでいたため、南の海上から一気に本州近くまで北上してきました。
中心気圧は980hPa、中心付近の最大風速は25m/s、最大瞬間風速は35m/sで、まだ強い勢力を保っています。
風速25m/sでも、強風で看板や物が飛ばされやすく、海では高波が起こりやすいレベルです。
今後の進路予想
気象庁の進路予想図では、台風6号は3日15時ごろに潮岬の南東寄りの海上、4日3時ごろに本州東南東の海上、5日3時ごろには関東の東へ抜ける予想です。
別の最新情報でも、3日にかけて西日本から東日本の太平洋側へ接近し、その後は東へ進む見通しが示されています。
今日は本州南岸にかなり近い位置を進み、3日は紀伊半島から東海・関東の南の海上、4日以降は日本の東へ離れていく流れです。
暴風警戒域について
気象庁や報道各社の最新情報では、台風6号は中心の東側185km以内、西側150km以内で風速25m/s以上の暴風になっています。
つまり、台風の中心のまわりはかなり広く暴風域が広がっていて、中心から少し離れた場所でも強い風が吹くおそれがあります。
いま暴風域がかかりやすい場所
6月3日朝の時点では、台風6号は潮岬付近〜紀伊半島沖の海上を進んでおり、すでに近畿の南側や東海の一部に暴風の影響が出やすい位置です。
今後は3日中に東海・関東甲信地方へ接近する見込みなので、暴風域はさらに本州の広い範囲にかかる可能性があります。
九州南部・大隅諸島
6月2日未明から朝にかけて暴風域に入る可能性が高くなっています。
特に
- 種子島
- 屋久島
- トカラ列島
周辺は紫色のエリアに入り、暴風となる恐れがあります。
四国・紀伊半島周辺
6月2日夜~3日にかけて暴風域に入る可能性があります。
高知県や徳島県の沿岸部、紀伊半島南部では強風や高波への警戒が必要です。
東海・関東地方
6月3日を中心に暴風域に入る可能性が高まっています。
特に
- 静岡県
- 神奈川県
- 千葉県
など太平洋側沿岸では紫色のエリアがかかっており、暴風となる可能性があります。
東北太平洋側
6月3日夜から4日にかけて暴風域に入る可能性があります。
宮城県、福島県、岩手県沿岸では強風や高波への注意が必要です。
台風の中心は海上でも、沿岸部では強風や高波の影響を受ける可能性があります。雨の影響を受ける可能性があるため、今後の最新の台風情報に注意してください。
米軍合同台風警報センター(JTWC)の予想
JTWCはアメリカ海軍と空軍が共同で設置した機関で、世界中の台風情報を提供しています 。
JTWCの最新情報

引用元:JTWC ※通過時間は、Zを単位とする数字で、日本時間は9を足した時間になります。KTSは中心付近の最大風速を表します。単位はノット(約 0.514m/s)。
こちらは、2026年6月3日18時発表のJTWCの最新予想図です。
JTWC 台風6号(チャンミー)進路・勢力予想
| 日本時間 | 予想位置 | 勢力(kt) | 最大風速(m/s) | 最大風速(km/h) |
|---|---|---|---|---|
| 6月2日03時 | 奄美大島北東海上 | 55kt | 約28m/s | 約102km/h |
| 6月2日15時 | 屋久島付近 | 55kt | 約28m/s | 約102km/h |
| 6月3日03時 | 四国沖 | 50kt | 約26m/s | 約93km/h |
| 6月3日15時 | 関東南東沖 | 50kt | 約26m/s | 約93km/h |
| 6月4日15時 | 日本の東海上 | 45kt | 約23m/s | 約83km/h |
※1kt=0.514m/s、1kt=1.852km/h
地域別の接近時期
| 地域 | 接近予想時期 | 勢力 |
|---|---|---|
| 奄美地方 | 6月2日未明 | 55kt(28m/s) |
| 種子島・屋久島 | 6月2日昼頃 | 55kt(28m/s) |
| 九州南部 | 6月2日 | 55kt(28m/s) |
| 四国 | 6月3日未明 | 50kt(26m/s) |
| 紀伊半島 | 6月3日朝~昼 | 50kt(26m/s) |
| 東海地方 | 6月3日昼~夜 | 50kt(26m/s) |
| 関東地方 | 6月3日夜~4日未明 | 50kt前後 |
| 東北太平洋側 | 6月4日 | 45kt(23m/s) |
JTWC最新予想では、台風6号は6月2日に奄美地方から屋久島付近へ進み、その後は四国沖から本州南岸沿いを東進する見込みです。勢力は55kt(約28m/s)前後を維持しながら進み、6月3日には四国・近畿・東海、6月4日には関東や東北太平洋側に影響を与える可能性があります。気象庁予想と同様に、本州南岸コースが有力となっており、太平洋側を中心に強風や高波への警戒が必要です。
Windy・ヨーロッパ予想の見方
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)は、世界最高水準の気象予報モデルを提供する機関です。その精度の高さから「ヨーロッパ予想」として日本で広く注目されています 。
Windyでは、ECMWFやGFSなど複数モデルを並べて確認できます。
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の情報も表示を切り替えることで見ることが出来ます。
Windyで確認できる情報
Windy(ウィンディ)は、世界中の気象データをリアルタイムで確認できるウェブアプリです。無料で利用でき、台風情報の確認にも非常に便利です 。
| 情報種類 | 内容 |
|---|---|
| 台風の現在地 | リアルタイムで位置を確認 |
| 進路予想 | 複数のモデル(気象庁・ECMWF・GFS等)を比較 |
| 風速・風向 | 風モード(ウィンドフロー)で可視化 |
| 波の高さ | 海のうねりや波の変化を確認 |
| 雨雲レーダー | 降水範囲を色分けで表示 |
Windyの4つのモデル
Windyの特徴は、複数の気象モデルを比較できることです。
| モデル | 機関 | 特徴 |
|---|---|---|
| ECMWF | ヨーロッパ中期予報センター | 精度が高い、10日先まで |
| GFS | アメリカ海洋大気庁 | 全球モデル、詳細なデータ |
| 気象庁 | 日本気象庁 | 日本の公式予報、信頼性高 |
| ICON | ドイツ気象局・DWD | 風や雲・雨の表現がやや細かい |
Windyの見方(予想進路)
- 画面下部のモデル選択で、気象庁やECMWFを選び変更
- Typhoon(台風)レイヤーをオンにすると、台風の位置と進路が表示される
- 時間スライダーで未来の進路を再生できる
- 風モードに切り替えて、風の強さを色で確認できる

引用元:Windy (台風レイヤーで進路予想を表示した図)
まとめ
台風6号(チャンミー)は6月3日21時に日本の東(関東の東)で温帯低気圧に変わりました。今後は温帯低気圧として北東へ進む見込みですが、東日本や北日本の太平洋側では引き続き暴風や高波に警戒が必要です。
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※本記事は情報提供を目的としています。防災に関する正確な情報は、必ず気象庁や自治体の公式発表を確認してください。


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