札幌の積雪や交通の状況を、公式の情報をもとにまとめています。雪の日の朝、出かける前の確認にお使いください。

札幌の初雪は、平年だと10月28日だそうです。調べていて、思っていたよりずっと早くて驚きました。11月にはもう冬の入口なんですね。
今の積雪はどれくらい?
札幌の今の積雪の深さは、気象庁が全国の観測地点ごとに公開しています。下の押しボタンから、札幌の数字をその場で確認できます。
平年の目安も知っておくと、今日の数字が多いのか少ないのかを判断しやすくなります。気象庁の平年値では、札幌の初雪は10月28日、最後に雪が降るのは4月21日です(1991年から2020年の30年平均)。手稲山の初冠雪は10月18日と、さらに早い時期になっています。

数字だけ見てもピンとこないときは、次のライブカメラを見てしまうのがいちばん早いです。道路の様子がひと目で分かります。
札幌の道路の様子をライブカメラで見る
積雪が何センチかを知っても、車を出せるかどうかまでは分かりません。路面が凍っているのか、除雪が終わっているのか。それは実際の様子を見るのがいちばん確かです。
北海道の国道のライブカメラは、国土交通省が公開しています。地図の上から見たい地点を選べます。

結局、写真を一枚見るのがいちばん早いんですよね。数字を読んで考えるより、道路の様子をひと目見たほうが「今日はやめておこう」と素直に決められる気がします。
除雪車はいつ来る?札幌市は出動の情報を公開しています
札幌市では、10センチ以上の降雪があると、一斉に除雪車が出動します。生活道路の新雪除雪は、主に夜間から早朝にかけて行われます。
出動するかどうかの判断は、おおむね夕方から22時ごろにかけて行われます。天気の予報や道路の状況によっては、22時を過ぎてから判断が変わることもあります。
そして札幌市のありがたいところは、今日除雪車が出るかどうかを公開していることです。前の晩に見ておけば、翌朝の道の様子がおおよそ読めます。
道の雪を脇へ寄せながら進むため、玄関や車庫の前に雪の壁ができることがあります。これは各家庭で片づけるのがふつうです。除雪車が入った翌朝は、支度に思ったより時間がかかります。

出動するかどうかが前の晩に分かるというのは、雪国ならではの仕組みだと思いました。これを知っているのと知らないのとでは、朝の慌て方がまるで違いますね。
JR・道路の交通情報
大雪の日は、鉄道も道路も通常より遅れや通行止めが出やすくなります。出かける前に、公式の情報で最新の状況を確かめてください。
- JR北海道は、大雪が予想される日に計画運休を発表することがあります。前日の夜から当日の早朝にかけて確認するのが安全です
- 通行止めは、積もった深さだけで決まるわけではありません。吹雪による視界の悪さ(視程障害)や、風で雪が吹き寄せられてできる吹きだまりでも通行止めになります
- 冬用タイヤやチェーンの規制が出ている区間では、通行に備えが必要になります
北海道では、峠や幹線道路の吹雪による視界の情報が公開されています。前が見えるかどうかは、積雪の数字には出てきません。長い距離を車で移動する日は、ここを見ておくと安心です。

出発の30分前にもう一度確かめる。ひと手間ですが、ここが分かれ目なのだと思います。朝は動いていたのに、家を出るころには止まっていた、という話をよく聞きます。
雪の日に気をつけたいこと
- 冬用タイヤの準備。平年の初雪は10月28日です。降ってから慌てると、お店が混み合います
- 除雪車が入った直後の路面は荒れています。早朝の運転はとくに慎重に
- 屋根からの落雪、雪庇(せっぴ)の落下に注意してください
- 札幌市には「福祉除雪」という、出入口の雪かきを地域の協力員にお願いできる仕組みがあります。くわしくは下のよくある質問でご案内しています

屋根からの落雪は、雪に慣れていないと思いつかない危険だと思いました。私も調べるまで、気にしたことがありませんでした。軒下を通るときに一度だけ上を見る。それだけでも違うのかもしれません。
よくある質問
札幌の雪は、いつからいつまで降りますか?
気象庁の平年値では、札幌の初雪は10月28日、最後に雪が降るのは4月21日です(1991年から2020年の30年平均)。半年近く、雪の降る可能性がある期間が続きます。
手稲山の初冠雪は10月18日で、さらに早い時期です。山が白くなったら、街の初雪までいくらもない、という目安になります。
除雪車はいつ来ますか。玄関の前に寄せられた雪はどうすればいいですか?
札幌市の基準では、10センチ以上の降雪で一斉に出動します。生活道路の新雪除雪は、主に夜間から早朝にかけてです。出動するかどうかの判断は、おおむね夕方から22時ごろに行われます。
玄関や車庫の前に寄せられた雪は、各家庭で片づけるのがふつうです。当日の出動の予定は、札幌市のページで公開されています。
玄関前の雪かきが難しいのですが、助けてもらえる仕組みはありますか?
札幌市には「福祉除雪」という仕組みがあります。ご自分で雪かきをするのが難しいお宅の出入口を、地域の協力員が除雪してくれるものです。あわせて、変わりがないかの声かけもしてもらえます。
除雪してもらえる範囲は、道路に面した出入口が幅1.5メートルほど、出入口から玄関までの通路が幅80センチほどです。車庫の前や、ロードヒーティングの部分は対象外です。
費用は一冬あたり、住民税が非課税の世帯で5,000円、課税世帯で10,000円です。生活保護を受けている世帯は無料です。
ここが大事なところですが、令和8年度から対象になる条件が変わりました。これまでは「70歳以上の方だけの世帯」といった年齢で決まっていましたが、要介護度で判断する形になっています。要介護1以上の方、重度の身体障がいのある方、要支援1・2で介護保険のサービスを使っている方などが対象です。ほかに、一戸建てにお住まいであること、およそ500メートル以内に手伝える子や子の配偶者が住んでいないことも条件です。
つまり、去年まで年齢で対象になっていた方が、今年は外れることがあります。逆に、年齢は届かなくても介護が必要な方は、新しく対象になることがあります。「うちは前に断られたから」と思い込まず、一度確かめてみてください。
申し込みは、お住まいの区の社会福祉協議会、区役所の保健福祉課、またはまちづくりセンターです。令和8年度分の受付は8月12日から9月14日まででした。次の年度の受付時期は、下のページで確かめられます。
大雪の日、学校は休みになりますか?
休みにするかどうかを決めるのは、基本的に各学校の校長です。市が一律の基準を公表しているわけではないため、同じ大雪でも学校によって対応が分かれることがあります。
なお、大雪警報が出る目安そのものが地域によって大きく違います。雪の多い地域では30センチ前後で出ますが、東京の都心では10センチで出ます。よその地域の話を、そのまま札幌に当てはめることはできません。
積雪が同じでも、札幌と本州では影響が違いますか?
違うことが多いと言われています。札幌は除雪の体制が整っているため、本州で同じ深さが積もったときよりは、影響が小さく収まる傾向があります。たとえば東京では積雪8センチで交通が乱れます。
そして北海道では、積もった深さとは別の理由でも道路が止まります。吹雪で前が見えなくなる視程障害と、風で雪が吹き寄せられてできる吹きだまりです。晴れていても、強い風で雪が舞い上がれば起こります。確かめるべきは、積雪の数字だけではありません。
札幌に引っ越してきたら、まず何を準備すればいいですか?
冬用タイヤ、雪をかき出す道具、滑りにくい靴。この3つは早めにそろえておくと安心です。玄関前の雪かきは自分でやるものだと知っておくことも、最初の冬では大きな違いになります。

いちばん驚いたのは、平年で4月21日まで雪が降るということでした。3月になればもう安心だと思い込んでいたので……。タイヤを替えるのは、もう少し待ったほうがよさそうです。
ほかの地域の雪の情報も、同じようにまとめています。
まとめ
札幌の積雪と交通の情報は、この記事で随時まとめていきます。雪が心配な日は、まず今の積雪を確かめ、次にライブカメラで道路の様子を見て、最後に除雪の出動情報をのぞいてみてください。この順番で見ると、朝の判断がしやすくなります。
雪の状況や交通機関の運行は変わりやすいものです。実際に出かけるときは、必ず各公式サイトで最新の情報をご確認ください。

雪のことを調べていると、地域によって当たり前がまったく違うのだと気づかされます。この記事も、札幌にお住まいの方から見れば「そんなの知ってるよ」という話かもしれません。それでも、これから札幌へ向かう方や、引っ越してこられた方の役に立てたらうれしいです。


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