【2026/7/11 5:55更新】
台風9号(バービー)は、中国東部へ上陸し、勢力を弱めながら内陸へ進んでいます。
日本への直接的な上陸の可能性は低くなりましたが、台風から流れ込む暖かく湿った空気の影響で、西日本から東日本では大雨となるおそれがあります。
ここでは、2026年7月11日5:45時点の気象庁と米軍合同台風警報センター(JTWC)の最新情報を分かりやすくまとめます。
「バービー(Bavi)」はベトナムが提案した名称で、ベトナム北部の山の名前からとられています。
台風9号の最新状況
台風9号の最新状況
7月11日早朝現在、台風9号は中国・浙江省付近から内陸へ進行中です。
気象庁によると、
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 台風名 | 台風9号(バービー) |
| 大きさ | 大型 |
| 強さ | 強い~勢力を弱めながら進行 |
| 進路 | 北西~北寄りへ進行 |
| 特徴 | 中国内陸へ進みながら徐々に勢力低下 |
中国沿岸では暴風や大雨となっており、引き続き警戒が必要です。
気象庁の最新進路予想
気象庁では、台風9号は中国東部へ上陸したあと、そのまま北西方向へ進みながら勢力を弱める予想となっています。
今後の予想
- 7月11日:中国東部へ上陸
- 7月12日:中国内陸へ進み熱帯低気圧へ近づく見込み
- 7月13日頃:さらに勢力を弱める予想
進路予想円を見る限り、日本へ進路を変える可能性は低くなっています。

引用元:気象庁台風情報
米軍合同台風警報センター(JTWC)の最新進路予想

引用:JTWC ※通過時間は、Zを単位とする数字で、日本時間は9を足した時間になります。KTSは中心付近の最大風速を表します。単位はノット(約 0.514m/s)。2026/7/11 5:45時点最新
JTWCも気象庁とほぼ同じ見解です。
予想では、
- 中国東部へ上陸
- 上海付近から北西方向へ進む
- 内陸で急速に勢力が弱まる
と解析しています。
JTWCによる勢力予想(日本の単位換算)
| 日時 | 予想される場所 | 最大風速 |
|---|---|---|
| 7月11日朝 | 中国東部沿岸付近 | 約45m/s |
| 7月11日夜 | 上海周辺 | 約35~40m/s |
| 7月12日 | 中国内陸 | 約20~30m/s |
| 7月13日 | さらに内陸 | 熱帯低気圧に近づく見込み |
気象庁・JTWCともに、中国上陸後は急速に勢力が衰えるとの予想で一致しています。
日本への影響は?
今回の台風9号が日本へ上陸する可能性は低くなりました。
台風周辺から流れ込む暖かく湿った空気の影響で、
- 九州
- 四国
- 中国地方
- 近畿
- 東海
を中心に、大気の状態が不安定になる可能性もあります。
Windy・ヨーロッパ予想の見方
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)は、世界最高水準の気象予報モデルを提供する機関です。その精度の高さから「ヨーロッパ予想」として日本で広く注目されています 。
Windyでは、ECMWFやGFSなど複数モデルを並べて確認できます。
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の情報も表示を切り替えることで見ることが出来ます。
Windyで確認できる情報
Windy(ウィンディ)は、世界中の気象データをリアルタイムで確認できるウェブアプリです。無料で利用でき、台風情報の確認にも非常に便利です 。
| 情報種類 | 内容 |
|---|---|
| 台風の現在地 | リアルタイムで位置を確認 |
| 進路予想 | 複数のモデル(気象庁・ECMWF・GFS等)を比較 |
| 風速・風向 | 風モード(ウィンドフロー)で可視化 |
| 波の高さ | 海のうねりや波の変化を確認 |
| 雨雲レーダー | 降水範囲を色分けで表示 |
Windyの4つのモデル
Windyの特徴は、複数の気象モデルを比較できることです。
| モデル | 機関 | 特徴 |
|---|---|---|
| ECMWF | ヨーロッパ中期予報センター | 精度が高い、10日先まで |
| GFS | アメリカ海洋大気庁 | 全球モデル、詳細なデータ |
| 気象庁 | 日本気象庁 | 日本の公式予報、信頼性高 |
| ICON | ドイツ気象局・DWD | 風や雲・雨の表現がやや細かい |
Windyの見方(予想進路)
- 画面下部のモデル選択で、気象庁やECMWFを選び変更
- Typhoon(台風)レイヤーをオンにすると、台風の位置と進路が表示される
- 時間スライダーで未来の進路を再生できる
- 風モードに切り替えて、風の強さを色で確認できる

引用元:Windy (台風レイヤーで進路予想を表示した図)
まとめ
台風9号(バービー)は、中国東部へ上陸し、今後は内陸へ進みながら勢力を弱める見込みです。
気象庁・JTWCともに、日本へ大きく進路を変える可能性は低いとの予想ですが、台風から流れ込む暖湿気の影響で、西日本や東日本では大雨となるおそれがあります。
また、日本の南海上には台風11号・12号のたまご候補とみられる熱帯擾乱(97W・98W)も監視されており、今後の動向にも注目が必要です。
引き続き、気象庁やJTWCなどの最新情報を確認しながら、早めの備えを心がけましょう。
※本記事は情報提供を目的としています。防災に関する正確な情報は、必ず気象庁や自治体の公式発表を確認してください。


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